ACTUAL INTRODUCTION

事業内容

畜産

牛にとって良い環境で

牛は大きな体でどっしりとしていますが、意外にもストレスに弱い繊細な生き物です。外部環境の変化等の影響で病気になってしまう牛もいます。人間と同じ様に牛1頭1頭それぞれに性格や相性もあり、その牛にとってのストレスの少ない状態を維持していく事が大きな仕事の一つです。

高品質な牛を生産する上では血統が大切とされており、血統によって肉の品質の大部分が左右されると言われているのです。やみくもに種付けしていくのではなく、雌牛の血統との相性を考慮した上で種付けを行っています。伊江牛の子牛たちは、日本で有名なブランド牛の素牛(肥育牛や繁殖牛として飼養される前の生後6~12か月の子牛を指す)として出荷されていきます。

肥育の面で見ると、弊社牛舎では創業一族に伝わる肥育方法にのっとり、牛の肥育・出荷を行っています。1頭1頭トレーサビリティシステム(生産流通情報把握システム)に基づいて日々管理しており、その中で伊江島産のミネラル豊富な牧草やサトウキビを主とした㈱伊江牛独自の餌の配合を行い、子牛を産み終わった牛(経産牛)を再肥育し高い肉質へと育て上げているのです。